事務所代表の賀数です。私は中学卒業まで宮古島で過ごし、地域に根ざして事業を営む方々の姿を身近に見てきました。
地域で事業を続けていくためには、日々の売上や利益だけでなく、資金繰り、設備投資、将来の方向性など、さまざまな判断が必要になります。そうした経営者の方々と同じ土俵で競うのではなく、事業の土台を整える側から支えたい。その思いが、公認会計士を志した出発点です。
公認会計士として監査法人で携わったのは、主に上場企業や大規模な企業の監査業務でした。大きな組織には、事業を継続し、数字を正しくまとめ、外部からの信頼を得るための考え方や仕組みがあります。
もちろん、それを中小企業にそのまま当てはめることはできません。しかし、数字の整理の仕方や、経営を支える考え方には、中小企業の現場にも活かせるものがあります。
その後、税理士法人で中小企業の税務実務に携わる中で、強く感じたことがあります。それは、日々の経理や申告のために作られている数字が、経営判断の材料として十分に活かされていない場面が少なくないということです。
数字は、過去を確認するためだけのものではありません。資金繰りを見直すとき、事業計画を考えるとき、融資や補助金に向き合うとき、あるいは次の一手を選ぶときに、経営者の判断を支える材料になります。
だからこそ、私たちは、会計・税務を単なる処理や申告にとどめず、経営者が状況を整理し、安心して判断できる土台として活かすことを大切にしています。
大企業で見てきた考え方を、中小企業の現場に合う形でわかりやすく落とし込むこと。日々の経理や業務を整えながら、必要な数字を必要なときに確認できる状態をつくること。そして、経営者が一人で抱え込まずに相談できる関係を築くこと。
それが、私たちが目指す支援の形です。
福岡を拠点に、地域に根ざして事業を営む方々、これから事業を始める方々、そして次の成長を目指す経営者の方々に向けて、会計・税務の面から「より良い選択」を一緒に考えていきます。
「数字の専門家」である前に、「人の味方」でありたい。そんな想いを大切に、皆さまの良きパートナーとして歩んでまいります。
今後とも、どうぞよろしくお願いいたします。
公認会計士・税理士 賀数 拓也